るしゅ。という場所について
きっかけは、代表である私自身が、本来の自分を見失ってしまったことでした。
毎日やることに追われ、目の前のことをこなすのに精一杯。誰かの期待に応えることには一生懸命になれても、「私は本当はどうしたいんだろう?」と、自分に問いかける時間は、いつの間にかなくなっていました。
そんな日々の中で出会ったのが、麹や発酵の世界です。発酵は、急がなくてもいい。時間をかけるからこそ、おいしくなり、豊かになる。その姿を見ているうちに、「人も同じなのかもしれない」と思うようになりました。
いつも頑張り続けなくてもいい。少し立ち止まる時間があってもいい。そんな考え方が、少しずつ私自身を整えてくれました。
周りを見渡すと、毎日を一生懸命に生きている人がたくさんいました。家族のこと。仕事のこと。大切な人のこと。誰かを想う時間はたくさんあるのに、自分のための時間は、つい後回しになってしまう。だからこそ、るしゅ。では「自分を大切にする時間」も、日常の中にあっていいと思っています。
おいしいご飯を食べること。ゆっくりお茶を飲むこと。誰かと笑い合うこと。新しい出会いや体験に心が動くこと。そんな何気ない時間が、心と体を少しずつ整え、また明日を頑張る力になっていく。
るしゅ。は、そんな「わたしに還る場所」でありたい。慌ただしい毎日の中で、ほんの少し立ち止まり、本来の自分を思い出せる場所。それが、るしゅ。をつくった理由です。
「るしゅ。」という名前は、フランス語でシャンパンを開ける瞬間を表す「Leshu」が由来です。
シャンパンを開ける瞬間は、お祝いの日や、大切な人と乾杯する特別な時間。その場にいる人たちが自然と笑顔になる、幸せな瞬間です。そのイメージに、発酵が生み出す"シュワシュワ"という生命力を重ね合わせ、「るしゅ。」という名前をつけました。
ここでも誰かの毎日が少し軽くなったり、新しい出会いが生まれたり、「来てよかった」と思える時間が増えてほしい。そんな願いを、この名前に込めています。
最後に
美味しいご飯を食べる日もあれば、誰かと話したい日もある。ゆっくり一人で過ごしたい日もあれば、新しいことに挑戦したい日もある。その日の自分に合わせて過ごせる場所。
肩書きや役割を少しだけ置いて、「わたし」に還る時間を過ごせる場所。ここに来た人が、帰る頃には少しだけ心が軽くなって、「また明日も頑張ろう」と思える。そんな場所であり続けたいと思っています。